終バス、最初のバース
厨房の仕事を終え、帰りの最終バスでバースを書く。
[Verse] 火を落とす厨房 拭き上げる作業台 最終まで三分 着替える暇もない エプロンを押し込み 飛び乗った後部席 油のにおいごと運ぶ 夜の住宅地 レシートの裏に 注文じゃない一行 ブレーキで曲がる字 その続きにも韻を 「次、降ります」 ペンを置きボタン押す 書けなかった最後は 家までの道で足す [Hook] 最終バスで書く 今日の仕事の続き 窓に映った顔に 重なる街の灯り 終わったのはシフト まだ残ってる言葉 折りたたんだレシート 今夜だけのメモだ